3月6日〜7日: 「旧三江線を活用したエンジニアツーリズム視察ツアー」に同行
昨年12月のモニターツアーに続く企画で、土木学会誌編集委員、旅行企画会社委員、建設雑誌編集長、橋梁調査会理事を含む7名に同行して旧三江線鉄道遺構と石見地域を案内。また、地域の人々を交えた専門家とのワークショップによる意見交換に参加。
参加された方々は「パッション(情熱)を感じた」と言われた。
6月6日:「〇〇コンサルタント技術研修会」にて、構造技術について講演
昔からの知り合いである〇〇コンサルタントの専務から社内技術講演を依頼され、よその会社の雰囲気も知りたいので実態調査に行ってみた。
若い人が多く技術発表される中で、古典的構造解析技術を講演しました。私としては分かりやすく説明したつもりですが、〇〇コンサルタントの社長に「まったくわからん」と言われてしまいました。それでも、懇親歓迎していただきました。
いつも自分勝手に、思ったことを、早口で説明して申し訳ありません。
6月27日〜29日: 「JR九州篠栗線の壁式高架橋群」を視察
旧三江線宇都井高架橋と同じ構造の特殊ジョイント壁式ラーメン橋を福岡まで行って視察しましたが、印象に残ったのは巨大な寝観音像でした。かなり大きな観音様が寝ていました。
視察最終日には福岡にある沖縄三線専門店で、三線入門セットを買ってきて、ただいま、唄「三線の花:いつしか忘れ去られたオジンの三線・・・」を練習しています。先日、娘が来たので「私が死んだらこの三線を見るたびに思い出してくれ」と言ったら、「即刻、売り飛ばしてみんなで焼き肉を食べに行く」と申しておりました。トホホ・・・
9月1日〜2日: 「エンジニアツーリズム調査団」に同行
3月にパッション(情熱)を与えてしまった視察団が、再度調査に来ました。今度は研究室の学生や文系の教授を含め9名が試験器具なども持ち込んで調査し、最終日にみさと館でシンポジウムが行われました。
「こんな田舎に人が集まるのかな」と心配していたら案外に多くの人が集まり、好評なシンポジウムとなり、引き続き現地構造物のコンクリートコア採取を依頼されました。
これは昭和初期〜昭和49年に建設された旧三江線の、各年代のコンクリートが吸収したCO2を、東京大学で試験計測するためのものだそうです。
10月29日〜11月14日:「旧三江線コア採取作業」に立会
9月1日〜2日の視察で依頼を受けた、コンクリートコア採取作業の立会を行ったもので、島根県技術士会がJR許可を受けて現場指導をしました。コア採取作業は当社業務もよく行って頂いている日本ルミナスさんが行いましたが、昭和初期のコンクリートは非常に硬い玉石が入っており、コア採取マシーンの能力を越えるほどの過ってない貴重な作業となりました。
11月9日:邑南町観光協会「三江線遺構めぐりツアー」のガイド
一昨年にも行った邑南町観光協会主催のツアーですが、定員16名が満席でした。これも「毎回、よく人が集まるな」と感心するのですが、宇都井駅をめぐるツアーはこれしか無いようで、日本全国から申し込みがあるそうです。
鉄道ライターの「やまもとのりこ」さんと一緒に専門家としてツアーガイドするのですが、一般の人には分からないようなことを勝手に説明してみたら、これが案外に、受けが良いみたいです。
11月12日: 「ツアーガイド養成講座」の講師と実演
邑南町観光協会のツアーに気をよくしたのか、今後のツアー企画に向けて旧三江線関係者を対象に「ガイド養成講座」が行われました。土木構造物の専門家として、島根県技術士会のK氏とともに講師を務めました。
ちなみにK氏は邑南町の出身ですが、ものすごい調査能力を持っていて私が「〇〇が知りたいな」と耳元で囁いていると、日本全国を駆け巡り調査します。
私は彼を、島根県技術士会の特別捜査官と呼んでいますが、旧三江線の建設に関わった人物が分かると、氏・素性・信条まで捜査します。
11月22日・23日:「INAKAイルミと土木選奨遺産認定式」に参列
島根県技術士会が推薦していた宇都井高架橋がついに選奨土木遺産に認定されました。私は最も近くに住んでいる者なので様々なPRに奔走してまいりましたが、認定証授与式を11月22日INAKAイルミに合わせて行うことになり、この準備も地元関係者として行いました。
宇都井高架橋は邑南町鉄道公園施設なので認定証は町長が受け取りに来たのですが、今まで町長と面会したことはありません。選挙の時に会社の先頭に立って握手をしたぐらいですが、大屋ハイテックは御存じの様子です。ここでも、島根大学鉄道研究会とともに展示ブースを設けて土木遺産パネルや構造モデルを紹介していたのですが、次々と見物者が訪れて休む暇もなく、声がかれるほど説明を繰り返しました。
提示ブースの片隅には、ひっそりと大屋ハイテック『OHT』のロゴが輝いています。